2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『中国の論理』岡本隆司 ⑴

中国史の分野で 定評のある岡本隆司先生の『中国の論理』。 おすすめです。 ⑴中国を理解の核心に儒教あり 「怪力乱心を語らず」 儒教には、およそ超越的なところがない。 極端にはしらない、中庸が最大の徳目である。 儒教は中庸を尊び、神秘化は論外。 …

『ソクラテス以前以後』 

今回の記事は、哲学に興味のある方向けです。 ギリシャ哲学の入門書として大変優れた本だ。 西洋古代哲学は主に4つの時代に区分に分けられる。 ⑴ 初期ギリシャ (ソクラテス以前)、6世紀初めから5世紀 タレス、ピュタゴラスなど ⑵古典期ギリシャ、前5世紀…

『アフタービットコイン』中島 真志

『アフタービットコイン』中島 真志 仮想通貨とブロックチェーンに関する包括的な知識が得られる。 この分野では今所のこの本が一番良さげか。 優れている点。 各国の中央銀行や民間銀行のブロックチェーンをつかった取り組みがわかりやすく紹介されている。…