資本論第1部 第16章 剰余価値率を表す種々の定式の解説

 

資本論第1部 資本の生産過程
第5篇 絶対的および相対的剰余価値の生産

第16章 剰余価値率を表す種々の定式

 

 

資本論 (2) (国民文庫 (25))

資本論 (2) (国民文庫 (25))

 

 

 

端的に言うと、定式の分母に何をもってくるか?ということ。


ブルジョア経済学は、


分母が、総労働日であり、

つまり、剰余労働/総労働日

 

 

対して、マルクスは、


分母が必要労働。


そうすると、


剰余労働/必要労働


となり、


支払労働(必要労働)と不支払労働(剰余労働)が明確に区別できる。

 

 

資本論の全体像】
第1部 資本の生産過程
第2部 資本の流通過程
第3部 資本主義的生産の総過程 1、2巻の理論がどう現実の中で顕在化するかを記述。